上司とうまくコミュニケーションをとることができない。具体的な対処法は?

周りの人は上司とうまくコミュニケーションを取っているのに、自分はうまくいかない…あなたはそんな状況にないでしょうか。
上司とのコミュニケーションがうまく取れていない場合、仕事を円滑に進めるためにも早急な対処が必要です。
この記事の内容を参考に、出来そうなものから試してコミュニケーションを改善していきましょう。

Q 上司とうまくコミュニケーションをとることができません。どうしたらいいのでしょうか。

A 周りの人は上司とうまくコミュニケーションを取っているのに自分はうまくいかない…そんな状況ならあなたのコミュニケーションの取り方がまずいかもしれません。

円滑に仕事を進めるためにも早急に対処する必要があります。

そこで今回は、上司とうまくコミュニケーションをとるコツをご紹介します。ちょっとした心構えを知るだけで上司との関係が劇的に変わることもあります。以下の内容を参考にして自分にできそうなものから試してみてください。

○まず自分が上司を信頼する

人は好意を向けてくれる相手には好意を返したくなるものです。好意が好意を返しあって、プラスに作用するんですね。逆に相手にいい感情を抱いていなければ、マイナスに作用して関係が悪くなっていきます。

そこで、まずは自分が上司を信頼するようにしましょう。上司とうまくコミュニケーションを取ることができないと感じているということは、上司もあなたに対してうまく距離感がつかめないと思っている可能性が高いです。すれ違いを止めるために、自分から信頼して上司に積極的に声をかけるようにします。

単純接触効果という言葉があり、何度も目にすることで相手への好感度が上がるとされています。挨拶からでもいいので、自分から声をかけて上司と関わる機会を増やすようにしましょう。

○上司に興味を持つ

上司のここが苦手だ、こう言われたら嫌だななど、上司に対してネガティブなイメージばかり抱いてはいませんか。上司も人間ですから、いいところもあれば悪いところもあります。好きなものもあれば嫌いなものもあります。

上司とうまくコミュニケーションを取るために、上司に興味を持って、上司がどういう性格なのか、何に興味を持っているのか、何を重視しているのかなど知ることから始めましょう。

上司の考えを理解することができれば、相手が求めていることがわかるようになるので、コミュニケーションが取りやすくなります。また、興味があるものがわかれば雑談のネタに使えます。

相手を1人の人間としてとらえ、興味を持って人となりを知ろうとしましょう。

○上司の真似をする

人は自分と似ているものに好感を持ちます。恋人などが似たような言葉遣い、動きをするのはそのためです。その人は似ているものに好感を持ち、逆に好感を持つとその人に似てくるという傾向があるのです。

そこで、上司の真似をしてみましょう。使っているペンや仕事の仕方などさり気ないことで構いません。真似を意識することで上司への理解度が高まりますし、苦手意識が消えてコミュニケーションを取りやすくなります。

あまり極端にやると怒られてしまうかもしれないので注意が必要ではあるのですが、上司の真似をすると仕事がうまくいくという話もあり、意外と損にならないのでおすすめです。

○少しだけいいですかと言う

上司と話をしたいけど取り合ってくれない、話せないから報告できないのに、なぜ報告しないのかと怒られてしまうということはありませんか。

確かにこちらの立場からすれば、話を聞かないのに報告しないことを怒るなんて理不尽ですし、無理なことを言わないで欲しいと思ってしまいます。

しかし、上司の立場からすれば、忙しいから大したことがない話を聞く余裕はない、でも大事な話は忙しくても報告して欲しいというのが本音です。

お互いが配慮することができずにすれ違いが生じているんですね。このすれ違いを防ぐのが、少しだけいいですかという言葉です。

少しくらいなら聞いてもいいかなと思う可能性が高いですし、実際にそう言って話をコンパクトにまとめて報告するようにしておけば、信頼されて話を聞いてもらえるようになります。

細かいことにうるさいタイプの上司の場合は、少しってどれくらい?などと言ってくるので、1分や2分など数字を出すいいでしょう。具体的に言った方が良さそうなら具体的な数字を出して報告した方がうまくいきます。

また、今はどうしても忙しいと言われたら、メモを残しておくといいでしょう。メモで伝えたうえでしばらくしてからもう一度声をかければスムーズに対応してもらうことができます。

上司は忙しいという前提で話を聞いてもらえるように工夫することが大切なのです。きちんと工夫して伝えることができれば、上司にできる部下だと認識され、さらに話を聞いてもらえやすくなりますよ。

○報告の際は何の話かはっきりさせる

報告でやりがちなミスが、状況だけ伝えて、上司は何を判断すればいいのかわからない…となってしまうことです。単純に報告だけしたいのか、それともそこから何かを判断をして欲しいのか、許可が欲しいのか伝えないと上司は困ってしまいます。

上司に話をするときは、何の話かはっきりさせましょう。上司への話は一種のプレゼンであると考えればわかりやすいですね。プレゼンでは言いたいことをはっきりさせ、わかりやすく伝える必要がありますよね。上司への報告もプレゼンのつもりで話せばうまくいきますよ。

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