お客さんとの雑談をうまく盛り上げたい。雑談のコツとは?

仕事の話ならできるのに、雑談はうまくできない…あなたにはそんな悩みがないでしょうか。
雑談には、少しの準備と、その準備を生かすコツが重要です。
この記事でご紹介する準備とコツを意識して、お客さんとの雑談を盛り上げましょう。

Q お客さんとうまく雑談することができません。何かコツはありますか?

A 仕事の話ならできるのに雑談となるとうまくできない…という方がいます。

多くの場合は話にできるようなネタがない、ネタはあっても生かし方がわからないことが原因です。

雑談で使えそうなネタを仕入れ、それを生かすコツがわかれば仕事と直接関係のない雑談もできるようになります。

そこで今回は、雑談のネタの手に入れ方とネタの生かし方のコツをご紹介します。

○テレビや新聞でネタ集め

インターネットが発達したとはいえ、テレビや新聞を見ている人はとても多いです。インターネットは最低限使用するだけで、ニュースはテレビや新聞でという方も少なくありません。特に年配の方はその傾向があります。

普段からテレビや新聞を見るようにして、世の中の出来事や流行は常に把握するようにしてください。普段関わるお客の年齢層を参考にしつつ、情報を仕入れるといいでしょう。時事ネタは相手も知っていることが多く、雑談のネタにしやすいのでおすすめですよ。

○有名人のネタはウケやすい

有名人には独特のおもしろエピソードがあるものです。それらのネタを本やインターネットを使って集めておきましょう。全然知らない人の話を聞かされても興味がわきませんが、自分が知っている有名人のエピソードなら聞こうかなという気持ちになりますよね。

有名人のネタはウケやすいんです。有名人の力を利用するのも立派な雑談のテクニックです。

○雑学ネタは使い方に注意

雑談をする際に雑学ネタを使うことは定番です。思わずへえ!と言ってしまうようなネタを披露することができれば、相手におもしろいと思ってもらえますし、知識が豊富なことで尊敬してもらえるかもしれません。

知識がある人の言うことは聞きたくなるという人は一定数いますから、うまく使えば雑学ネタは有効です。雑学ネタを仕入れること自体には問題ありません。どんどんネタを仕入れてもいいでしょう。

雑学ネタの注意点としては、相手が興味がなさそうなネタを披露しないということです。ネタを仕入れているとついつい使いたくなりますが、それはあくまでもこちらの事情です。話し相手には関係がありません。興味がない雑学ネタを披露されても困るだけです。

また、得意げに披露していると相手に思われると、頭でっかちでつまらない人なんだなと判断される恐れがあります。自己満足で雑学ネタを話すことはやめましょう。

○共感から話題を広げる

相手の話を聞くときに共感を示すことは基本的なテクニックです。人は自分の話を聞いて欲しい、理解して欲しいという欲がありますから、人に共感されると嬉しい気持ちになります。

雑談をうまくやるためには、この共感を利用することがおすすめです。ただ共感を示すだけではなく、共感をしつつ話を広げるのです。

例えば最近腰が痛いと相手が言ってきたら、腰が痛くて大変だということを共感しつつ話を聞きます。そこで終わるのではなく、そこから健康グッズの話や簡単にできるストレッチの話などをして、話を広げます。

相手の話に共感をしたら、それに関連するネタの話をするようにしましょう。話をつなげる意識、拾う意識が大事です。

○政治やスポーツネタは対立しないように注意

雑談では政治や野球などのスポーツネタは避けた方がいいと言われます。これは、お互いの政治思想や応援チームが異なる可能性が高く、対立してしまう可能性が高いためです。喧嘩のようになってしまうこともあるので、避けることをすすめられているわけです。

しかし、自分からしなくても、相手から話を振ってくることもありえます。そのときは、相手と対立しないように注意してください。お互いの主張がぶつかって険悪になることは避けなければなりません。

コツは、相手に語って教えてもらうという姿勢をとることです。政治や野球などのスポーツが好きな人は、自分の考えを語ることが好きなことが多いです。語るだけで満足できますし、教えてもらう立場を取れば対立することもないでしょう。

もちろん政治やスポーツネタ以外でも対立しないように注意すること、物を教えてもらうことは有効ですので覚えておきたいですね。

○相手が求めている話を考えて話す

雑談では、相手が何を求めているのか考えながら話すといいでしょう。ついつい自分がしたい話をしてしまいがちですが、やめましょう。自分がいい気分になったとしても、聞く側もいい気分になるとは限りません。

自分だけいい気分になって相手がつまらなく感じているということも起こりえます。それだけは避けたいですよね。

自分が話したいから話すではなく、相手がどういう話をすると喜びそうか、どんな話を求めているのかという視点に立って雑談するようにしましょう。

○まとめ

雑談のネタはテレビや新聞で時事ネタや流行の情報を集める、有名人のエピソードや雑学ネタを集めることがおすすめです。ただしネタを披露しようという気持ちが先立って、相手の気持ちを無視するような形になることだけは避けてください。

いくら面白いネタを話しても、相手に合っていなければつまらないネタへと化してしまいます。ネタを仕入れて安心してはいけません。

雑談をするときは、相手の話に共感を示しつつそこから話を広げる、相手が求めている話を考えつつ話すことがコツです。相手に合わせつつ集めたネタを話すことができれば、自然と雑談が盛り上がりますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です