社会人になり、上司との飲み会が不安。上司と飲みに行くメリットとは?

新社会人などの若い世代の方は上司との飲みにネガティブな印象を抱きがちですが、コミュニケーションの手段としてお酒を利用する、部下と飲みたい、という上司は多いです。
この記事では、上司との飲みのメリットと、気を付けるポイントをご紹介しています。
無理に参加する必要はありませんが、メリットを認識し、うまく活用してコミュニケーションに役立ててみてください。

Q 社会人になったばかりで、今後頻繁に上司から飲みに誘われるのではないかと不安です。

何かメリットがあるならやる気も出るのですが…。上司と飲みに行く意味はあるのでしょうか。

A 以前に比べると部下を飲みに誘う上司は減ったとはいえ、今も部下と飲みたいという上司は多いです。

単純にお酒が好きだという人もいるのですが、コミュニケーションの手段としてお酒を利用する人が多いです。

新社会人など若い世代の方は上司との飲みにネガティブな印象を抱き、ストレスを感じがちです。行っても疲れるだけ、時間がとられて自分の好きなことができないだけと思っているのですね。

そのような印象を抱いている方にとっては意外かもしれませんが、上司との飲みにもメリットはきちんとあります。上司との飲みに行かなければならないということはありませんが、メリットもあるのだということは頭に入れておきたいところです。

そこで今回は、上司との飲みのメリットと、上司との飲みで気を付けることをご紹介します。

〇上司との飲みのメリット

まずは、上司との飲みのメリットを見ていきましょう。上司との飲みを敬遠している人でも、メリットがあるなら行ってもいいと思うかもしれませんよね。新社会人の方はもちろんのこと、上司の立場の人も参考にしてみてください。

・おごってもらえる可能性が高い

上司との飲みでは、部下はおごってもらえる可能性が高いです。自分では行けないような高いお店に連れて行ってもらえる可能性も高く、少ないお金でいいお店を知ることができます。

質のいいお店を知ることは、社会人にとって必要なことです。自分の味覚やセンスが磨かれますし、接待でお店を選ぶときの参考にもなるでしょう。お金のない新社会人にとっては、現実的でありがたいメリットであると言えます。

・信頼を得ることができる

上司との飲みに参加すると、上司からの信頼を得ることができます。上司も人間ですから、やはり自分についてきてくれる人がいるというのは、とても嬉しいものです。自分の話をきちんと聞いてもらえたと感じ、部下のことを信頼するようになります。

お互いの人柄がよりわかるので、上司もコミュニケーションを取りやすくなり、信頼してもらえるようになるわけです。

・上司の意外な一面を知ることができる

上司との飲みでは、職場では見ることができないような意外な一面を知ることができます。職場では冷たいと思っていた人が実は熱い人だということがわかる、面倒だと思っていた人が実は優しく心配性な人だったのだとわかるというのがわかりやすい例です。

特に他人に対してすぐにこういう人だと決めつける傾向がある人は、上司との飲みに参加することによって、上司のイメージがガラリと変わる可能性があります。上司の人柄がわかれば今後コミュニケーションを取りやすくなるでしょうから、仕事につながるメリットであると言えます。

・上司の考えが理解できる

上司との飲みでは、上司が仕事について熱く語ることが多いです。これからの会社のこと、今取り組んでいる企画のこと、部下や同僚に対して思っていることなどを語ることがよくあります。そうしたことを聞くことで、上司が仕事や部下に対してどのような考えを持っているのか理解できるようになるわけですね。

上司が何を考えているのかわかるようになれば、普段の意思疎通がスムーズにいきます。納得がいかないことを言われても、どうして上司がそのような発言をしたのか理解できるようになります。コミュニケーションがスムーズに進むだけではなく、ストレスが溜まりにくくなるというメリットがあります。

・自分の悩みを相談できる

上司との飲みでは、上司とじっくり話をすることができます。これを嫌だと感じる人が多いのですが、自分の意見をぶつけたり、悩みを相談したりするチャンスだと思って話を聞いてみましょう。普段言いにくいことでも、お酒の場なら言いやすくなるということはよくあります。

上司との飲みは上司だけのためにあるものではありません。自分が利用できるところは利用して、自分の糧にしましょう。

〇上司との飲みで気を付けること

上司との飲みは、上司の話をじっくり聞くようにしてください。上司もいろいろと人に話したいことが溜まっています。それを聞いてあげることで、上司から信頼されるようになるのです。もちろんただ話を聞くだけではなく、自分が聞きたいことを聞くなどして、自分にとってプラスになるようにしましょう。

また、上司との飲みの翌日は、一言お礼を言ってください。一言あるかないかで印象はガラリと変わります。お礼を言われると上司も嬉しくなりますから、あなたに親近感を抱くようになり、コミュニケーションが取りやすくなります。

〇まとめ

上司との飲みと聞くとネガティブなイメージがあるでしょうが、上司の人柄を知って信頼を獲得できるチャンスでもあります。コミュニケーションの手段の一つとしてうまく利用できるようになれば、上司との飲みが苦痛に感じることがなくなるでしょう。

もちろん無理に参加する必要はありません。どうしても楽しめないという人はいることでしょう。しかしながら、メリットがあるなら行こうかな…と思う気持ちがあるなら、うまく活用して上司とのコミュニケーションに役立ててみてください。

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