今の職場が合わず転職を考えている。自分に合った仕事を見つけるコツとは?

職場が合わず転職を考えたとき、次の仕事で同じことが起きないよう、自分に合った仕事を見つけたいと考えますよね。
この記事では、自分に合う仕事を見つけるコツとして、適職診断をする方法をご紹介しています。
結果にこだわる必要はありませんが、転職先を決める判断材料として活用してみてください。

Q 今の職場に合わないような気がして転職したいと思っているのですが、どういった職を選べばいいのか迷っています。

また合わないということが起きないように、自分に合った仕事を見つけるコツがあるなら知りたいです。

A 自分に合う仕事を見つけるコツはいろいろありますが、今回は皆さんの性格を元にして適職診断する方法をご紹介します。

性格による適職診断でおすすめなのが、以下の2つの項目を元にして考えるものです。

  • 人との関わり
  • 仕事の創造性

次項からは、この2つの項目について詳しく解説していきます。

〇人との関わり

似たような仕事であっても、職場によって大勢の人と一緒に仕事をするところもあれば、一人で黙々と仕事をするところがあります。

大勢で仕事をすることは、達成感がありますし、つらいときに支え合うことができます。困ったときは仕事を分けることができ、仕事の責任を一人だけ負わされるということは少ないです。しかし、人間関係に気を使う必要がある、自分だけ頑張ってもうまくいかないという独特の難しさもあります。

対して一人で仕事をすることは、自分のペースで仕事をすることができる、人間関係を気にしなくていいというメリットがあるものの、困ったときに他の人に仕事を任せることができない、責任を全て自分一人だけで負う必要がある、視野が狭くなっていても誰も指摘してくれないというデメリットもあります。

それぞれ一長一短であり、どちらが優れているということはありません。自分がどちらの仕事形式を好むのかということが大事です。

まずは、あなたが人の関りがあった方がいいのか、それとも少ない方がいいと思うのか知ることから始めましょう。

以下のチェックリストを活用して、どちらのタイプか判断してみてください。当てはまる項目が多い場合は大勢で仕事をすることが好き、当てはまる項目が少ない場合は、一人で仕事をすることが好きということになります。

・人との関わりチェックリスト

  1. 仕事はコミュニケーション能力が大事だと思う
  2. できれば一人で行動したくない
  3. チームで仕事をやり遂げることが好きだ
  4. 個人の力よりもチームのまとまりが大事だ
  5. 1人で作業をすることが苦手だ
  6. 組織の一員としての行動を求められても苦痛ではない
  7. 同僚と話すことが好きだ

〇仕事の創造性

次にチェックするのは、仕事の創造性です。仕事の種類によって、常に新しいアイデアを出すことを求められるものもあれば、新しいものはあまり重視されず、前例通りの動きやルールを守ることを重視されるものもあります。

自分が新しいものやアイデアを練ることが好きなのか、それとも堅実に仕事をこなしていくことが好きなのかによってタイプが分かれることになります。

以下のチェックリストを活用して、どちらのタイプか判断してみてください。当てはまる項目が多い場合はアイデア重視の仕事が好き、当てはまる項目が少ない場合は、前例やルール重視の仕事が好きということになります。

・仕事の創造性チェックリスト

  1. 新しいものに目がない
  2. 絵や音楽など芸術に興味がある
  3. 人と違うことをするのが好きだ
  4. 前例やルールにこだわる方ではない
  5. 変化のない仕事はしたくない
  6. 過去の経験を重視する方ではない
  7. 企画することが好きだ

〇タイプ別の適職一覧

以上の2つの項目をチェックすることによって、自分がどういう仕事に向いているのか見えるようになります。それぞれ大勢で仕事をしたいまたは一人で仕事をしたい、新しいことをしたいまたは前例・ルール重視のことをしたいというように分けられますから、以下の4つにタイプを分けることができます。

  • 大勢で新しいことをしたい
  • 大勢で前例・ルール重視のことをしたい
  • 一人で新しいことをしたい
  • 一人で前例・ルール重視のことをしたい

ここではこの4つのタイプ別の適職の一覧をまとめています。自分のタイプに興味ある仕事があるなら、その仕事を選んでみることも検討してみてください。

・大勢で新しいことをしたいタイプ

会社経営、企画、クリエイター、プロデューサーなど

・大勢で前例・ルール重視のことをしたいタイプ

事務、倉庫管理、教師、飲食店店員など

・一人で新しいことをしたいタイプ

営業、フリーランスのクリエイター、研究者、芸術家、作家など

・一人で前例・ルール重視のことをしたいタイプ

通訳、ライター、ライン工、ドライバー、塾講師など

これはあくまでも一例で、職場によってはタイプが異なる可能性もあるので、募集要項や会社の口コミ、実際の仕事の形式などをよく調べておく必要があります。

〇どのタイプか考えて転職する

良さそうな仕事を見つけた際には、その職場が4つのどのタイプに当てはまりそうか考えてみることをおすすめします。もしも自分のタイプと正反対のタイプだった場合は、転職後に苦労することになります。

〇まとめ

いかがでしたでしょうか。
4つのタイプにこだわりすぎる必要はありませんが、自分が仕事をしやすい職場環境を得るためにも、転職先を決める一つの判断材料にするといいでしょう。

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