プレゼンテーションで、理想の声の出し方というものはある?そのコツは?

プレゼンテーションを行う際に、理想的な声の出し方というのはあるのでしょうか。プレゼンと一言で言っても、与えたい印象や会場の広さによって、理想的な声の出し方は違ってきます。
この記事では、基本の「通る声」を出すコツから、何によって声の出し方を変えるか、変える時に何を意識すればいいかというポイントについてご紹介します。

Q プレゼンで理想の声の出し方というものはあるのでしょうか?

A プレゼンでは基本的に通る声を意識すれば問題ありませんが、プレゼンの内容や会場の作り、広さによって声の出し方を変える必要があります。

何が理想的ということはなく、臨機応変に声の出し方を変える必要があるんです。

今回は、プレゼンで上手な声の出し方がわからないという方のために、プレゼンでの声の出し方のコツをご紹介します。

○基本は通る声を意識する

プレゼンでは基本的に通る声を意識してください。通る声とは、聞いている人の耳に残るような聞きやすい声のことです。決して叫ぶように大きな声を出せばいいわけではありません。無理をして大きな声を出さなくてもいいので、リラックスした状態で発声することができます。

通る声を出すコツは、腹式呼吸と姿勢です。吸ったときにお腹がふくらみ、吐いたときにお腹がへこむのが腹式呼吸です。この腹式呼吸を意識しながら発声すれば通る声になります。姿勢は軽く足を開いて、猫背にならないように意識するといいでしょう。少しあごを引いて力まないようにするのがコツです。

日頃からこの2つを意識して発声して、通る声を身に着けましょう。

○どういう印象を与えたいかで声の出し方を変える

通る声はあくまでも基本です。これを元にして、プレゼンによって声の出し方を変える必要があります。声を変える基準は、自分が相手にどういう印象を与えたいかです。

例えば威圧感や緊張感のある雰囲気を出したいなら高い声で早口で喋るよりも、低い声でゆっくり話した方がいいです。声もやや小さくていいでしょう。逆にカジュアルな雰囲気を出したいなら高めの声で少しだけ早口に話すといいでしょう。

声の出し方を変えるだけで、相手が受ける印象は大きく異なります。どのような声が適切かと考える前に、自分はそのプレゼンでどのように思われたいのかということを考えるといいでしょう。そこが固まれば、どのような声を出せばいいのか自然と見えてきます。

○声の出し方を決めるときに意識するポイント3つ

ここではプレゼンで声の出し方を決めるときに意識するといいポイントを3つにまとめました。自分がどのような印象を与えたいかで、以下の3つを巧みに調整してください。

・声の大きさ

基本的には大きめの声の方が力強く、相手も話を聞いてくれます。また、実際に大きな声を出すことを意識した方がプレゼンがうまくいくことが多いです。

私たちが日頃出している声は、自分が思っているよりも小さなものです。そのため、日常会話で困ることがなくても、プレゼンの場では小さくて聞き取りにくいということが起こります。自分では普通に話しているつもりなので、指摘する人がいないと声の小ささにいつまでも気づくことができないということもありえます。

よって、基本的には大きな声を意識して話すといいでしょう。

しかし、大きな声で話すことも万能ではありません。声が大きすぎることで相手に「うるさい」「話に集中できない」「落ち着きがない」と思われてしまうことがあります。特に狭い部屋や少人数相手でのプレゼンでは大きな声で話すには注意が必要です。

力強さを強調したい、自信があることをアピールしたいときは特に大きな声を出し、落ち着いていることをアピールしたい、資料にしっかりと注目して欲しいというときは大きな声を出しすぎないようにするといいでしょう。

・声の高さ

プレゼンでは声の高さも重要です。やや高めの声は通りやすく聞き取りやすいので望ましいですが、軽いと思われることもあります。高すぎる場合は「キンキンして耳が痛い」、「声が気になって集中できない」などと思われてしまいます。

対して低い声は聞き取りにくい傾向がありますが、落ち着いている、緊張感がある、しっかりしているという印象を与えることができます。

プレゼンでは基本的にやや高めの声を出すことを意識して、相手にどう思われたいかによって声を低くするといいでしょう。

・スピード

プレゼンでは基本的にゆっくりと話すことをおすすめします。ゆっくり話すと相手が言葉を聞き逃すということが減るので、理解がしやすいというメリットがあります。早口だと相手が内容を理解しないまま話が先に進んでしまいがちです。よほどリズミカルに気持ち良いテンポで話すテクニックがない限り、早口はあまりおすすめしません。

基本的にはゆっくりと話すことを意識し、勢いやテンポを重視したい、軽い雰囲気を出したいというときは早口を、落ち着いた印象を与えたい、大事なことをしっかりと聞いて欲しいというときは特にゆっくりと話すといいでしょう。

○環境にも気を配る

プレゼンでは声の出し方以外に、環境にも気を配るようにしてください。

・部屋の広さ
・声が通りやすいつくりになっているかどうか
・マイク有無
・スピーカーの位置

によって声の出し方を調整する必要があります。できれば、プレゼン前にこれらのことをチェックして、どういう声を出せば良さそうかシミュレートしてください。プレゼンでは、その場に応じて臨機応変に声の出し方を変えることが大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です