わかりやすいプレゼン資料のデザイン 文字デザイン編

この記事では、「わかりやすいプレゼン資料のデザイン」として、特に文字デザインのコツについてご紹介します。
デザイナーのような専門的な知識は必要ありません。
きちんとコツをおさえて、プレゼン資料の質を高めていきましょう。

Q プレゼンの資料のデザインのコツを教えてください。特に文字についてのコツが知りたいです。

A プレゼンの資料での文字デザインのコツはいくつかあります。

プレゼンの資料は、重要な情報を載せるだけではなく、相手が読みやすい、わかりやすいと思えるようなデザインにする必要があります。
今回は、文字や文章のデザインのコツをご紹介します。

 

〇凝った文字装飾はNG

まず、凝った文字装飾はNGだと思っていてください。凝った文字装飾は比較的簡単に作れますし、見ていておもしろく感じるのですが、読み手側はそうは思いません。
装飾自体が余計な情報となり、逆に読みにくい、わかりにくいと思われてしまうのです。

情報が多いほど人は混乱しやすくなりますし、疲れや面倒臭さを感じるようになります。
例えば、文字が赤、黄色、青、黒、白、紫、緑などカラフルになっていたらどうでしょうか。いろいろな色が目につくことで、読みにくくなり、内容に集中できなくなってしまいます。

文字装飾自体は悪いことではありませんが、過度に文字装飾をすると、内容の理解の妨げになってしまいます。
太字やアンダーライン、少ない色の変化くらいに留めておいて、オシャレな文字装飾をすることはやめましょう。

プレゼンの資料は、わかりやすく、相手に内容が伝わることが最重要事項です。
自己満足のデザインにならないように注意してデザインしましょう。

 

〇太字で変化があるフォントを使う

プレゼンの資料を作成するときは、使用するフォントにもこだわりを持ってください。「とりあえず明朝体」「とりあえずゴシック体」、という認識はやめましょう。

コツとしては、太字で大きく変化があり、見やすくなるものを選ぶことをおすすめします。太字で変化があるフォントなら、何かを太字で強調したいときに、スムーズに強調することができるからです。

見やすいフォントは何か、自分でもよく研究してみることをおすすめします。

 

〇英語と日本語でフォントを使い分ける

フォントは、英語と日本語で使い分けるのがおすすめです。英語に適したフォントもあれば、日本語に適したフォントもあります。この点に気を使うことができるようになると、かなり見やすい資料を作れるようになります。

これも、どのフォントが適切なのか、よく研究してみてください。

英数字と日本語で異なるフォントを使うように登録しておけば、面倒だということもありません。プレゼンの資料を作成する前に、一度検討しておくことをおすすめします。

 

〇訴えたいことによってフォントを変える

自分がその言葉で訴えたいこと、強調したいことでフォントを変える、というテクニックもあります。ドカンとインパクトがあることを伝えたいなら、太めの文字のフォント、繊細なイメージを強調したいなら、細い文字のフォントといった感じです。

内容にあった形のフォントを選ぶことができれば、自分が訴えたいことを的確に伝えることができます。細かいことですが、使い分けをすることで、より相手に伝わる資料を作れるようになります。

 

〇行間と文字間隔を開ける

文字は、詰め込みすぎると、とても読みにくくなります。行間や文字間隔は適度に開けるようにしてください。開け過ぎも読みにくくなるので注意が必要です。

自分で眺めてみて、ちょうどいいと思えるポイントを探してみましょう。

 

〇改行もデザインの内

文字装飾のデザインなどに気を取られて、改行が適当になるという人は多いです。

改行も、デザインの内です。単語の途中で改行するのをやめる、見栄えが悪い中途半端な改行はやめるようにしてください。自分では気にならなくても、他の人は細かいところが気になってしまうということはよくあります。

改行が綺麗になるように、文字の大きさや言葉選びに気を付けることも時には必要です。

過敏になる必要はありませんが、改行にも気を使えるようになると、とても見やすいデザインの資料を作成することができるようになります。

 

〇まとめ

いかがでしたでしょうか。
コツ自体は、専門的なもの、技術的に難しいものではありませんよね。
一つ一つのコツについて自分で研究しながら、資料の質を高めて行きましょう。

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